こんにちは。
メガネのミヤコヤ4代目、高橋雅人です。
今日は昨今、世間を騒がせている新型コロナウイルスから僕自身が学び、考えたことで得られたことについてお話してみたいと思います。
まずはこの新型コロナウイルスの影響で多くの方が精神的、肉体的、経済的被害を被ったことを心よりお見舞い申し上げます。
新潟県は感染の中心が新潟市であり、十日町市の感染者は今のところゼロだったため、特定地域や感染拡大注意地域と比較したらまだ被害は少なかった方だと思います。
とはいえ、影響がなかったと言えばウソになるくらいの影響は当たり前のようにありました。
そんな中、やはり考えるわけです。今、何ができるのか?ということを。
もちろん、感染が拡大しないような対策やスタッフを守る仕組みは行った上で、世の中の様子を見ていると、嫌でも明らかに何かが変わっているのが感じ取れます。
このままじゃいけない。
そこで考えたのがインターネット上で何かできることはないか?でした。
実は日本のメガネ業界では国家資格ではありませんが、日本眼鏡技術者協会というところが出している資格が存在します。
その名を「認定眼鏡士」といい、特定の期間、メガネに関する座学・実務共に勉強し、経験を経て、得られる資格になります。
僕自身も「SS級認定眼鏡士」というなんだか強そうな資格を持ち、毎年の生涯教育には欠かさず参加しているんです。
で、この資格、おそらくメガネを使う方の視環境を良くしたいという想いがあるのだと思うんですが、ある倫理規定があるんですね。
それが「認定眼鏡士がネットで眼鏡販売をした場合、資格を剥奪する」というもの。文言はちょっと違うかもしれません。
事実、メガネは「度数だけ合わせて、ハイ、おしまい!」というものではなく、度付きメガネ作製の際、遠近両用であれば特に目の高さなど1mm単位での微調整も行う必要があります。少しの違いで、見え方が変わってしまうんです。
要は顔とメガネが揃ってなければしっかりとしたメガネは作れないということなんですね。
それが分かっている中で、ネットでの販売はやっぱりできないですよね。
ただ、これからはインターネットと向き合う必要がある。
そこで一つ気付いたことを直接、日本眼鏡技術者協会に問い合わせてみたんです。
「度なしレンズなら、ネットでの販売は可能ですか?」
回答はこうでした。
「度なしレンズやサングラスは問題ないです」
可能性が開けた気がしました。
今までネットでの販売はNGという事を知っていたからこそ、目を背けてきたこと。
守らなければならないことに縛られすぎてたような気がしました。
視点を変えれば、まだできることはありそうだ。そんな風に思えました。
そこで、一番最初に考えたのが「ブルーライトカットレンズ」です。
今、テレワークやリモート会議などで困っている方が多いのではないか?
もし、それが少しでも助けられるなら良いかもしれない、とそう考えたんです。
ただ、考えを進めるうちに、度なしのブルーライトカットレンズの交換のためだけにわざわざフレームを送ってくる方がいるのだろうか?
そんな疑問にぶち当たりました。可能性があるとすれば、大切なフレームを間違いない技術で加工を行うことくらい。
もちろん、送っていただければ加工はしますが、比較的多くのメガネ店で取扱いのある商品になるので喜んでもらえる要素は少ないかも…とまた振り出しに戻ってしまったんです。
そこで、一度頭を整理しました。
○度なしレンズであれば、ネットでの注文も受けられる。
○今困っている人が多いのはブルーライトだが、取扱える店舗が多すぎる
度なしレンズで、取扱い店舗も少なく、なおかつ困っている方が多くミヤコヤでサポートできるレンズ。
一つだけあったんです。
それがTALEX(タレックス)。
自信を持っておすすめできる偏光レンズです!
事実、十日町や津南といった、いわゆる商圏と言われる地域外からもわざわざ、来て見てもらえる評価の高いレンズです。
これを軸に、度なしレンズのレンズ交換を受付けスタートしたいと思います。
まだ、思い付き段階。
ページができていたりするわけではありませんが、これから順次、作っていきたいと思います。
フレームの状態確認に公式LINEを活用していきたいと思います。
もし、ご興味ある方は事前に公式LINEの登録だけしておいていただけたら、嬉しく思います。
【ミヤコヤ公式LINE】 https://lin.ee/1BWKHUfbu