こんにちは。
メガネのミヤコヤ4代目、高橋雅人です。
実はミヤコヤ、この4月で創業95周年を迎えることとなりました。
正確には4月15日で95年になります。
ここまで続けてこられたのは、これまで店を繋いできてくれた先代や従業員、そして地域の皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
そんな95周年という節目の年。
せっかくなら地域へ少しでも恩返しができることをしたいと思い、いくつかの企画を考えました。
今日はその中のひとつ、「眼鏡供養祭」についてご案内したいと思います。
この眼鏡供養祭ですが、メガネの産地・鯖江ではメガネフェスのタイミングで行われている取り組みでもあります。
ただ、地域のメガネ店がこうした形で開催している例は、少なくとも私が調べた限りではありませんでした。
では、なぜミヤコヤがこんなことを始めたのか。
きっかけは、今から10年近く前のことです。
あるご年配のお客様から、こんなお話をいただきました。
「お父さんが亡くなったんだけど、毎日大切に使っていたメガネだから、ただ捨てるのはちょっとね……。何か良い方法はないですか?」
その時の私は、すぐには答えが思い浮かびませんでした。
「少し考えてみますね」とお伝えして、その場はいったん終わりました。
そんな中、ある日ふと目にしたのが「人形供養祭」のポスターでした。
大切にしていた人形を供養する取り組みです。
それを見た瞬間、
「これだ」
と思いました。
すぐに知り合いのお寺さんに相談し、2件目でご協力をいただけることになり、翌年、第1回の眼鏡供養祭を開催しました。
その時には、レンズメーカーのHOYAさんが「不要な眼鏡を発展途上国に送る」という取り組みをされていたことも思い出し、せっかく集まるならと、そちらにも繋げる形で実施しました。
そんなきっかけで始まった眼鏡供養祭ですが、2回目以降は5年ごとの周年企画として開催しようということになり、90周年で第2回を開催。
そして今回、95周年の節目に第3回を行うこととなりました。
今回の受付期間は、令和8年4月1日〜6月30日です。
お持ちいただいた眼鏡は、7月5日(日)13:00より、来迎寺(十日町市川原町)にて供養していただく予定です。
また今回は、眼鏡1本につき100円以上のご寄付をお願いし、いただいた寄付金は全額「日本盲導犬協会」へ寄付いたします。
この寄付先を選んだ理由については、また改めて書きたいと思っています。
「ただ捨てるのは少し気が引ける」
「使わなくなった眼鏡をそのままにしてある」
「せっかくなら誰かの役に立つ形で手放したい」
そんな方は、ぜひこの機会にお持ちください。
大切に使ってきた眼鏡に、きちんと区切りをつける。
そしてその気持ちが、次の誰かの力になる。
そんな機会になれば嬉しく思います。
受付はミヤコヤ店頭にて承っております。