こんにちは。
メガネのミヤコヤ4代目、高橋雅人です。
今日は「安いメガネと高いメガネの違い」について、少しお話ししてみたいと思います。
店頭でもよく、「見た目はそんなに変わらないのに、何が違うの?」と聞かれることがあります。
確かに、1万円台のメガネもあれば、3万円、5万円、それ以上するものもあります。
違いが分かりにくいですよね。
まず大きな違いは、フレームそのものの作りです。
使っている素材、金具の精度、磨き、塗装、ネジの構造。こういった細かな部分の積み重ねで、掛け心地や壊れにくさはかなり変わります。
パッと見では分かりにくいのですが、毎日使うものだからこそ、こうした差が後からジワジワ効いてきます。
次に、デザインにかかっている手間もあります。
ただ形を作るだけではなく、「掛けた時に顔になじむか」「横顔まできれいに見えるか」まで考えて作られているフレームは、やはり簡単にはできません。
シンプルに見えるのに、掛けると妙にしっくりくるメガネがありますが、あれは偶然ではないんですね。
ブランドによっては、日本人の骨格の中央値をもとに、日本人が掛けやすいようにデザインしているメガネまであるんですよ。
そして見落とされやすいのがレンズです。
実は値段の差はフレームだけではありません。薄さ、キズの付きにくさ、汚れの拭き取りやすさ、反射の少なさ、見え方の自然さ。こうした違いは、使っていくうちに少しずつ実感しやすい部分でもあります。
特に毎日長時間使う方ほど、この差は無視しにくいかもしれませんね。
さらに言えば、お店によっては「買った後」の部分も価格に含まれていることがあります。
掛け具合の調整、見え方の相談、修理やメンテナンス。
メガネは買って終わりではなく、使いながら合わせていく道具です。そのあたりまで含めて値段が決まっている場合も少なくありません。
なので、安いメガネと高いメガネの違いは、単純にブランド名だけで決まるわけではなく、
作り、デザイン、レンズ、そしてその後の対応まで含めた総合的な違いであることが多いです。
もちろん、高ければ何でも良いというわけでもありません。
大切なのは、その方の使い方に合っているかどうかです。
毎日使う仕事用なのか、とりあえず一本必要なのか、おしゃれを楽しみたいのか。
人によって、そのちょうど良い価格帯は変わりますよね。
メガネの値段には、ちゃんと理由があります。
その理由が少し分かると、メガネ選びも前より安心してできるようになるかもしれませんね。
値段だけで判断せず、違いを知ったうえで選んでもらえると嬉しいです。