こんにちは。
メガネのミヤコヤ4代目、高橋雅人です。
今日は、創業95周年企画のひとつとして制作した「オリジナルメガネ拭き」についてご紹介します。
今回コラボさせていただいたのは、十日町市在住の作家・アーティスト、別府倫太郎さんです。
別府さんは2002年生まれ。2013年より創作活動を始め、絵画だけでなく、文章でも表現を続けてこられました。2017年には、14歳で文藝春秋より初の著書『別府倫太郎』を刊行。『ユリイカ』や『文春オンライン』などにも寄稿され、現在も十日町を拠点に作品を発表されています。
14歳で本を出した、というだけでも驚きですが、別府さんの魅力はそこだけではありません。
作品を見ていると、色の鮮やかさや線の勢いの奥に、ものごとをじっと見つめてきた時間のようなものを感じます。明るく、力強く、でもどこか繊細で、見る人の中にある感情を静かに揺らすような作品です。
今回の企画は、私が初めて別府さんの作品を見たときに、「このデザインをメガネ拭きにしたら、すごくカッコ良いかもしれない」と思ったことがきっかけでした。
メガネ拭きというと、どうしても実用品のイメージがあります。もちろん、レンズをきれいに拭くための道具です。
でも、毎日使うものだからこそ、少し気分が上がるものでも良いのではないか。バッグから取り出したときに、ちょっと楽しくなるものでも良いのではないか。
そんな思いから、別府さんにミヤコヤをイメージした作品を描いていただきました。
完成した作品には、十日町の自然を思わせるモチーフや、ぜんまいをイメージした形、そして「目」を思わせる要素が、ところどころに隠れています。
メガネは、ただ視力を補う道具ではありません。その人が世界をどう見るか、そして人からどう見られるかにも関わるものです。そう考えると、別府さんの作品にある「見ること」へのまなざしと、メガネ屋であるミヤコヤの仕事には、どこか自然なつながりがあるように感じています。
サイズは41cm×41cmの大判タイプです。メガネはもちろん、スマートフォンやタブレット、時計、アクセサリーなどを拭くのにも使いやすい大きさになっています。
300枚限定で、販売価格は2,000円+税です。
創業95周年という節目に、ただ記念品を作るのではなく、地元で表現を続けるアーティストと一緒に、十日町らしいものを形にできたことを嬉しく思っています。
実物は店頭でもご覧いただけますので、ぜひ手に取って、作品としても楽しんでみてください。
メガネを拭くたびに、少し気分が明るくなる。
そんな一枚になってくれたら嬉しいです。